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製造
ポリウレタンは
繊細で奥が深い
そのものづくりを
極めていく
繊細で奥が深い
そのものづくりを
極めていく
TALKER
右:岡本 健太(2008年入社:本社工場勤務)
エラストマー事業部 EL製造課 成型係
エラストマー事業部 EL製造課 成型係
左:加藤 洋昭(2013年入社:本社工場勤務)
FS事業本部 FS製造課
FS事業本部 FS製造課
QUESTION01入社のきっかけを教えてください
QUESTION01入社のきっかけを教えてください
職場体験で知ったウレタンの可能性
岡本
小中高ともに、地元の学校へ通っており、通学中いつも当社の前を通っていました。成長するにつれ自然と当社に興味を持ち始めて、工場見学した際、活気あふれる現場に魅力を感じ、少しでも育ったこの地域に貢献出来たらと思い入社を決めました。
加藤
岡本さんほどではありませんが、私も当社に近いところで育ちました。高校生の時、職場体験に参加した際に、多彩な性質を持つウレタンの可能性を知るとともに、現場で教えて下さった社員の方が、「会社は社員を幸せにする、社員はそのお返しとして働く」と話してくれました。こういった考えを持った人たちと働きたいと強く思ったことが、入社へと繋がっています。
当社の多彩なものづくりに強く惹かれる
岡本
私は、幼い頃からものを作ることが大好きで、自然と製造業に対して興味を持つようになっていました。そして自分で作ったものが、世の中に少しでも役立つ仕事に就きたいと思ったのがきっかけで、「製造」という業種を選びました。高校は化学とは無縁の学科でしたが、当社の製品は様々な分野で使われており、自分も関わりたいと思いました。
加藤
ウレタンに関するあらゆる分野に可能性を見出すイノアックコーポレーションと、ドイツの大手化学メーカーBASFのノウハウを共有しつつ、他では類を見ないユニークな製品を生み出しているところは当社の大きな魅力ですね。
岡本
そのとおり。50年を超える長い歴史があり、日常生活にスポットを当てると、「自動車、住宅、建築材、家具」など、あらゆるところに、当社の製品が溢れていること。そして、あらゆる分野でポリウレタンのノウハウを駆使し、生活を豊かにするために、日々チャレンジしているところに魅力を感じますね。
QUESTION02現在の仕事内容は?
QUESTION02現在の仕事内容は?
ポリウレタンの製造・生産準備
加藤
ポリウレタンの原料となるポリオールの配合と、配合に使用する原料の受け入れです。工場内で定められた手順書に沿って配合作業を進める傍ら、ローリー車から貯蔵タンクへ原料を受け入れる手続きと調査を担当しています。
岡本
私の所属しているエラストマー事業部は、自動車用サスペンションに装着されるバンプストパーを主に生産しています。そこには原材料配合・成型・加工・検査・出荷の各工程があります。現在私は、主に原材料配合と成型を担当し、基準・手順を遵守して、次工程へ不具合品を流出しないように心がけて作業を行っています。
また、社内の様々な人とコミュニケーションを図り、少しでも良いものを生産、お客様へ供給できるように日々業務に取り組んでいます。
また、社内の様々な人とコミュニケーションを図り、少しでも良いものを生産、お客様へ供給できるように日々業務に取り組んでいます。
製造では安全が最優先
加藤
私が心がけているのは、レシピを参照しながら、配合スピードや水の混入といった細部にまで気を配り業務を進めること。それが製品の品質はもちろん、安全にも繋がりますから。
岡本
そうですね。製品の品質を向上させるという意識と同じくらい、安全に対して気を配れる業務ができるようになるのが、理想ですね。
QUESTION03仕事のやりがいを教えてください。
QUESTION03仕事のやりがいを教えてください。
常に改善意識を持って臨める
岡本
ウレタン製品は、「配合量、温度、湿度、時間」など、様々な条件をクリアしないと完成しません。そのため、品質へのこだわりや、工程改善など、やりがいを感じることが沢山あります。ですから、常に改善意識を持って臨んでいます。
加藤
配合業務の準備から実作業、そして製品の詰め込みまで一貫して行うため、自分の手で1つの生産を丸ごと成し遂げたという実感が強く、やりがいを感じます。また、仲間との協力が欠かせないため、互いに声をかけあって仕事を進めていくのも楽しいですね。
世の中を変えている自社製品
岡本
自社の製品が、街中で走っている数多くの車に採用されており、メーカーや車種によって異なる特性に合わせて、お客様と話し合いながら仕様を決め、様々な段階を経て製品となります。その結果が、各車の乗り心地の改善に役立っていると日々の生活で身近に感じられることも、この仕事の大きな魅力の一つと言えます。
加藤
以前、自分が作った原料が使われている現場を見に行く機会があったのですが、現場にあったのはまさに自分が作った品番の原料。それを使っての作業風景には感動しました!会社の中で働いている時には、自分の仕事がどんな形で役立つのかイメージできなかったのですが、道路の中敷きに使われるのをこの目で確かめて、仕事してきて良かった、と思いました。
岡本
われわれの製品は普段見えないところで使われることが多いので、それはとても貴重な体験ですね。
QUESTION04これからの目標は?
QUESTION04これからの目標は?
明るく風通しの良い職場で働き続けられるように
岡本
これまでに先輩が作り上げてきた、明るい風通しの良い職場で働き続けられるように、上司と部下、他の部署との交流が気軽に出来るような環境をつくり、社内全体で「One team」を感じながら働ける職場作りに貢献したいですね。
加藤
私が目標とするのは、上司が仕事を任せようと思った時は真っ先に思い出してくれるような、実力ある社員でしょうか。効率良く仕事が進めば、人の仕事を手伝う余裕が持てると思いますので。
先輩の背中を見て歩み続ける
岡本
時には課題や問題点にぶち当たり、悩んだ時期もありましたが、ある上司から、「常に前向きな気持ちで業務に着実に取り組んでいけば、必ず出来るようになっている」とアドバイスを貰い、大変心の支えになった思い出があります。
加藤
岡本さんにもそんな時期があったのですね。私はかつて岡本さんと同じ部署にいて、岡本さんの部下として働いていました。その時の岡本さんは、ご自身が語られた人物像と一緒で、頼りがいがあり、細かいところまで気にしていただける方でした。そして、不安に感じていることを察して声をかけてくれたり、危険につながることを事前に注意してくれたり。新しい後輩が入ってきたら岡本さんのように指導したいと思っています。